譲渡担保

譲渡担保 譲渡担保はどうして第三者との関係では悪意でも善意でも買い...譲渡担保

民法 根抵当権、譲渡担保、法定地上権って実務ではよく使われているのですか?

根抵当権や譲渡担保は当然です。
法定地上権は、片っぽだけ競売することがあまりないし普通は共同担保にしますから、あんまり、です。

2015/10/19 11:48:39

譲渡担保のメリットとデメリットを教えてください。

譲渡担保は、いったん債権者に権利を移してしまって、債務が履行されたときには、それを再びもとの所有者に戻すという約束です。
メリット。
①費用や時間のかかる競売手続きをしなくて良い。
②動産については、動産の引渡し(占有改定ではダメ)を受けないと質権が設定できない。
譲渡担保なら現実の引渡しを受けずに占有改定で担保とすることができる。
動産で質権設定が無理なときには譲渡担保で対処できます。
例えば、工場の機械など生産手段として債務者や物上保証人のもっているものについては質権設定が出来ません。
これに対して、譲渡担保によれば、債権者に対して占有改定による引渡しをすれば、現実の占有者は債務者や物上保証人に残したまま担保に取れます。
デメリット。
①債務者が債務不履行に陥っていないのに、譲渡担保権者が担保物の不動産や動産を、自己の完全な所有物として第三者に処分してしまうことです。
動産の場合は、譲渡担保権の存在につき善意であり、且つ、知らないことにつき過失なかった場合、第三者は何ら負担のない所有権を即時取得(民法192条)します。
不動産の場合は、譲渡担保の存在につき善意であれば、第三者は通謀虚偽表示(民法94条)により所有権を取得します。
譲渡担保権者に損害賠償するだけとなります。
②債務不履行となったときには、判例においては清算義務があり留置権や同時履行の抗弁権があるとされています。
例えば、100万借り、200万の動産を譲渡担保とし、債務不履行となり担保権が実行されたとき、債権者は100万(200-100)の清算金を債務者に払うまで、債務者は動産を引き渡さないことが出来る。
となっていますが、法律による明文規定がありません。
債権者が清算金を払わず強引に取り上げてしまったり。
不動産の場合は第三者に売られてしまうということがあります。
③大半は不動産に担保権を設定する場合は、一番効率的な抵当権を設定するのが通常ですから、あえて、不動産に抵当権を設定せず、譲渡担保権を設定してくるとなると、怪しいと見られます。

2011/10/21 20:17:55

また譲渡担保についてなのですが、二段物権変動説などで担保設定者に残る「設定留保権」とはなんですか?

設定留保権ではなくて、設定者留保権。
つまり当初の譲渡担保設定時に、設定者に残されている権利。

2017/7/12 06:11:56

譲渡担保の占有改定のことで教えてください。
下請け工場の所有者Xが、元請け会社Yからお金を借りて、機械Aを譲渡担保として差し出した時、占有改定により、XはYのために機械Aを占有することになるから、機械Aの法律上の占有者はYということですよね。
同じように下請け工場の所有者Xが、元請け会社Yからお金を借りて、不動産込みの工場全部Bを譲渡担保として差し出した時、占有改定により、XはYのために工場Bを占有する事になるから、法律上の占有者はYということになるのでしょうか?

それを論ずる理由は何かな?

2017/3/2 04:05:01

譲渡担保で占有改定があれば、この点からは占有者は親会社Yであり、下請け工場の所有者Xは代理占有ということになるかと思います。
一方、工作物責任においては、先に占有者が責任を負うことになります。
このとき、Xは、Yに譲渡した工場を占有して、自分のための生産活動をしていることになります。
そうすると、工作物責任における占有者は、動産の場合とは逆にXと思われます。
しかしながら、動産、不動産が混在した工場では、不動産の占有はX、動産の占有はYとするのでは合理的でないと思います。
そうすると、一括してYの占有となるのかと思うわけです。
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【民法】集合譲渡担保について、そのうちの動産については種類・量的範囲・場所が明確に特定されており、債権についてはその種類・量的範囲が明確に示されているならば、集合動産債権譲渡担保というものは存在しうるのですか?動産と債権は混ぜてはいけませんか?ご教示よろしくお願いします。

これは、ありうる話です。
まず、質権については権利質が認められており、権利質の客体である権利には債権が含まれます。
そうであれば、債権を客体とする譲渡担保も認められることになります。
そして、譲渡担保の客体としての債権が集合物譲渡担保によって担保されていれば、譲渡担保権者は、集合物譲渡担保によって担保された債権について譲渡担保の設定を受けたことになります。
債権譲渡登記を利用すれば、将来債権を含む包括的債権の譲渡が可能となりますので、集合物譲渡担保と債権譲渡登記とを組み合わせることによって、新たな金融システムを構築することが可能になると思われます。

2017/3/9 04:04:40

【民法】譲渡担保権者が被担保債権の弁済期後に譲渡担保の目的物を第三者に譲渡したときは、その第三者は譲渡担保権設定者が譲渡担保権者に対して有する清算金支払い請求権の消滅時効を援用することができるそうです。
では、弁済期前の場合はどうでしょうか?背信的悪意者でも所有権を主張できるわけですから当然消滅時効を援用することができますでしょうか?ご教示よろしくお願いします。

背信的悪意者でも云々は弁済期後の話しだろうが。
アホンダラ。
弁済期前の話は対抗要件なんだから、背信的悪意者は保護されない。
清算金支払いの話は、留置権の根拠なんだから、弁済期の前後を問わないが、そもそもその譲渡自体が不法行為なんだから、質問自体がナンセンスだと思え。
借金を返せば不動産を取り戻せるはずの設定者が、清算金欲しさに占有だけで満足してるかよ、アホンダラ。

2017/8/26 12:46:04

『不動産登記について』端的にお尋ね致しますが、まず『譲渡担保』を原因としてAからBに不動産(家、土地)の所有権が移転されました。
ところが、その所有権移転登記から3年後、今度は『錯誤』を原因として更正され、所有権移転の原因が『売買』と直されました。
そこでお尋ねしたいのですが、譲渡担保が売買に直されるケースというと、よくあるケースでどういうものでしょうか?*もちろん、色々考えられるとは思います。
単なる申請段階の書き間違えとか。
しかし、いわば詐害行為と類似したケースもあるように思います。
すなわち、真実は売買による所有権移転だったにもかかわらず、譲渡担保とすれば、外形上は売主(多重債務者と仮定)にお金は入ってきませんよね。
譲渡担保とした債務が消滅するだけ。
そして、他の債務が時効になったころ、真実の売買として更正登記。
もっとも、この場合、あえて更正登記する必要があったのか疑問ですけどね(汗)そのままでもいいような!しかし、更正登記して売買にしないと不都合があるのかも。
例えば税金!何か思いつくところでもかまいませんので、ご助言の方よろしくお願い致します。

「譲渡担保」による所有権移転の効果は,被担保債権の弁済期前にあっては設定者に受戻権がある一方で,弁済期後にあっては設定者は担保権者による担保物の処分を受忍せざるを得ないなど,債権担保の目的を達するのに必要な範囲内において認められるものであって,「売買」のように完全な物権変動を伴うものではありませんので,仮にBが不動産を処分しようとした場合,買受人はBの所有権移転登記の登記原因が譲渡担保だと不審を抱くでしょうね・・・買受人が融資を受ける場合にも,金融機関が慎重になるのではないかと思います。
それで登記原因の更正をしたのかもしれませんね。
所有権移転登記の登記原因の更正の可否について,「信託」を「売買」に更正することは,所有権移転登記としての同一性が認められずできないとする先例はありますが,「譲渡担保」を「売買」に更正することはできないとする先例は見あたりません。
所有権移転登記の登記原因を「譲渡担保」から「売買」へ更正する登記について,登記官は,更正前後における登記の同一性があると考えたのですね・・・私は消極意見ですが。
本来は,譲渡担保解除を原因として所有権移転登記を抹消し,改めて売買を原因とする所有権移転登記をすべきであったような・・・。

2015/5/12 20:33:18

譲渡担保について教えてください。
民法勉強していて、久しぶりに全くわからないです(笑)譲渡担保権の被担保債務が履行遅滞に陥っている場合において、譲渡担保権者が清算金の支払いまたは提供せず清算金のない旨の通知をしないときでも、譲渡担保権の設定者は、当該不動産の受け戻し権を放棄して譲渡担保権者に対して清算金の支払いを請求できない。
答え○です。
この場合の清算金とはどういうものを指すのでしょうか?また、受け戻し権とはどういうもののことですか?お詳しいかた、初心者に教えてください。

まずは、譲渡担保権についてです・・・債権者が債権の担保として、債務者(物上保証人)の財産の所有権を、形式的に取得したことにします。
そして、弁済期に債務者が弁済をすればその財産を取り戻せますが、弁済をしないで履行遅滞となると、債権者はその財産を「名実ともに」自分の財産にできたり、第三者に売却などをしてお金に代えて、優先的に被担保債権に充当できます。
このとき、被担保債権額と担保にしていた財産との差額分は、当然、債務者に返さなければなりません。
この返すべきお金を「清算金」と言います。
このようなプラスの差額分がなければ、もちろん返還は不要で、清算金はなかったですよ・・・と債務者に通知することになります。
一方で、債務者の方も、履行遅滞に陥ったとしても、まだ債権者が譲渡担保権を実行するまでは(担保にした土地を売却等するまでは)、弁済をして譲渡担保権を消滅させて、財産を取戻すことができます。
この取戻し権を「受け戻し権」と言います。
そして、ここからが問題です。
債務者が、残念ながら履行遅滞となり、その後も、弁済をする金銭的余裕がないため、受け戻し権を行使して土地を取戻すこともできません。
そこで、債権者に対して、「もう受け戻し権は行使しません。
放棄します。
土地はあきらめます。
その代わり、被担保債権額と土地との差額である清算金を支払ってほしい。
」と主張したケースです。
これに対して、判例は、たとえ債務者が受け戻し権を放棄したとしても、受け戻し権と清算金支払い請求権は、発生原因が別の権利で、リンクしないから、清算金支払いの請求は認められない、としました。
債権者としても、自分がもっとも都合のよいタイミングで、譲渡担保を実行しようとスタンバイしていたら、いきなり債務者から「受け戻し権はいらないから、先に清算金ちょうだい」と言われても迷惑です。
いつ、どのタイミングで、担保の土地を売却して「利益」を上げるかは、債権者の自由だからです。
清算金は、その売却の「後」の話です。
ということで、設問記述の内容については、判例(最判平8.11.22)の立場であり○となります。
なお、譲渡担保権は、判例実務上認められてきたもので、条文はありません。

2013/4/24 18:09:32

民法の譲渡担保について質問です(事例)債権者Aは、債務者Yとの間でY所有の不動産を目的とする譲渡担保契約を締結したが、Yが債務の支払を怠ったため、目的不動産をXに贈与した。
問1譲渡担保権者であるAは、目的不動産の所有権者である、債務の弁済期の前後を問わず目的不動産を自由に処分できるから、Xは確定的に所有権を取得する。
問2 譲渡担保権者であるAがYに対して清算金を提供するまでは、Aは目的物につき所有権を確定的に取得したものではないから、Yは債務を弁済して目的不動産を受け戻すことができる。
という問題で、(質問)問1を正しく直すと、 「譲渡担保権者であるAは、目的不動産の所有権者である、債務の弁済期の前後を問わず目的不動産を自由に処分できるが、弁済期前に目的物が処分された場合、設定者は、受戻権を行使して目的物の所有権を復帰することができ、その場合、設定者と第三者とは対抗関係に立つ」でしょうか?また、問2は正しく直すとどうなりますか?

問1設問記述を正しく直すと「譲渡担保権者であるAは、目的不動産の所有権者であるから、弁済期がきてもYの弁済がなされない場合には、目的不動産を処分でき、Xは確定的に所有権を取得できる。
しかし、弁済期前までは、勝手に目的不動産を処分をしないという債務をXは負っていると解される。
」となります。
弁済期前には、譲渡担保権者が目的不動産を勝手に処分してはいけないという債務を負っていますから、もしこれに反して処分した譲渡担保権者は「損害賠償債務」を負います。
設問記述の「債務の弁済期の前後を問わず目的不動産を自由に処分できるが」は言いすぎですね。
×と判断します。
問2正しく直すと「譲渡担保権者であるAがYに対して清算金を提供する前でも、Aは目的物につき所有権を確定的に取得したものといえる。
したがって、弁済期以後にAが目的不動産を第三者に譲渡すると、もはやYは債務を弁済して目的不動産を受け戻すことができなくなる。
」となります。
判例の立場では、譲渡担保権者は所有権を名実ともに取得しており、弁済期以後は目的不動産を第三者に譲渡することもできるし、第三者は確定的に所有権を取得できます。
裏を返せば、設定者Yは、Aが第三者に処分してしまってからは受戻し権も行使できなくなるとしています。
(確定的に第三者所有となったため。
)

2012/4/21 00:03:23

譲渡担保譲渡担保はどうして第三者との関係では悪意でも善意でも買い戻すことができないんでしょうか?ほかの物権は悪意だったら買戻しができますよね?

『終わった話』だからです。
ほかの物権は悪意だったら買戻しができると言うのは勘違いでしょう。
借金を返さずに、抵当権を実行された競売が終わった後では買い戻しはできないって知ってます?同じ話です。

2017/5/12 16:24:20

質問文からわかってねえんだろうなぁと思ったので理解を助けるために質問文を他人に伝わる日本語に修正してみましょう。
譲渡担保は『借金を返せなかった時に、担保権者が、担保を売り払って借金の返済にあてた時は』どうして第三者との関係では悪意でも善意でも買い戻すことができないんでしょうか?と思います?
債務者が借金を返せないとの責任が大きく、『終わった話』だから第三者を犠牲にしてまで買い戻させる必要はないのでは?>

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