譲渡担保

買戻特約について教えてください。 質問① 1 AがZ市から買戻特約付...譲渡担保

譲渡担保について、動産の所有権を譲渡担保した場合、その設定者が第三者に当該動産を譲渡すると、所有権的構成・担保権的構成のいずれによったとしても、即時取得の要件がみたされているときは、当該第三者は譲渡担保権の負担のない所有権を取得するっと司法書士過去問H4-9枝5(Wセミナー解説)にあります。
この解説で、所有権的構成は担保権者に所有権が移転し、設定者は無権利者なので、第三者が即時取得することは理解できますが、担保権的構成を取ると、設定者に所有権が帰属するとしているので、第三者が即時取得することできないと思うのですが、なぜ出来ると解説に書かれているのですか??解説間違ってませんか?

(1)「解説間違ってませんか・・・」1.即時取得は、●『無権利者』から『動産』を『平穏』かつ『公然』に『善意』『無過失』で『取引』によって取得し、(占有改定以外の方法で)『引渡』を受けることによって成立します。
2.この『善意・無過失』がなににかかっているかの問題です。
3.つまり、第三者が『譲渡担保の存在について』善意・無過失の場合は、(当然他の要件も充たした上で)担保のついていない完全な所有権を取得します。

2009/5/9 17:34:32

譲渡担保というものがあるようですが、例えば、取引先が製造業で、その製造工場内の機械を譲渡担保とする場合、当該の機械に「公示プレート」を貼って、所有権を明示すること……とある本に書かれていました。
その公示プレートというのは、紙で作るのでしょうか? それともプラスチック板や金属板でつくるのでしょうか? プラスチック板や金属板なら、ボルトなどでしっかり固定できるでしょうが、所有権を相手に返す場合には、傷がついてしまいます。
さりとて、紙で作って貼っておくだけなら、すぐにはずして破って捨てられてしまうでしょうから、あまり意味はないのではないか…と思うのですが、実際にはどのように公示プレートを作成するのでしょうか? 本を読んだだけでは、本当にわかりません。
お教え頂きたく、お願い申し上げます。
では

動産の譲渡担保は、相手に占有が残るので、公示方法が現存している限り第三者に対抗できるとても弱い権利といえます。
経験したところでは、はがれにくいシールに所有者として譲渡担保権者の名称を記載し、搬出禁止を宣言しておいたものがありました。
張り紙での掲示をみたこともありますが、おっしゃるとおり張り紙では、自分ではがさなくとも、自然にはがれていた的な弁解が出る可能性があるので、相当程度はがれにくい方法で行うべきだとは思います。
プラスチック版や金属プレートで作成されたものをみたことはありません。

2011/10/6 11:48:16

占有改定でも発生する権利、しない権利を分けて教えてください

発生しない権利 質権意味のない権利 留置権 地上権 永小作権 賃借権関係ない権利 地役権 抵当権 先取特権 発生する権利 所有権、譲渡担保権

2015/7/5 05:10:21

処分清算型譲渡担保と帰属清算型譲渡担保は、一体何がどう違うのでしょうか?誰かご回答頂けましたら幸いです。

①処分清算型譲渡担保担保物を買いたいと言う第三者が現れた場合その人に担保物を買い取ってもらって代金をもって弁済を受けた事にする方法。
ただし代金と債権額の差額を譲渡担保権設定者(=債務者)に返還しなければなりません②帰属清算型譲渡担保譲渡担保権者(=債権者)が担保物を引き取ることによって弁済を受けたこととする方法。
ある意味『代物弁済』(民法第428条)に近い。
ただし担保物と債権額の差額=清算金を譲渡担保権者自身が用意して譲渡担保権設定者に返還しなければなりませんがもちろん担保物を売却して売却額から債権額を差し引いてその残額を清算金として交付しても構いません。
もっとも、こうなると処分清算型と余り大差は無くなってしまいますが…。

2010/6/23 02:16:59

譲渡担保の判例に詳しい方お願いします!横浜地裁昭和54年10月1日判決(不動産取得税処分取消請求事件)の事実の概要、争点、判決の要旨を分かりやすく教えて下さい!よろしくお願い致します

判決全文www.courts.go.jp/hanrei/pdf/329371195CB1BB4749256D41000B0EC7...1 原告は妻との離婚問題のため実兄Aから600万円借り入れ、そのため不動産について譲渡担保の目的で所有権移転登記した(昭和51年2月24日)2 昭和51年11月上旬ころ、原告は妻との離婚問題が解決したので、Aに対し、同人から借り受けた金600万円については、逐次分割して返済することとし、担保はこれを解消することを約し、同年11月6日登記原因を錯誤として前記(1)の所有権移転登記の抹消登記を経由したものである。
3 上記の不動産取得につき神奈川県が不動産取得税を課税(法規定)財産により担保される債権の消滅により当該譲渡担保財産の設定の日から二年以内に譲渡担保権者から譲渡担保財産の設定者に当該譲渡担保財産を移転は不動産取得税は非課税(地方税法第73条の7第8号)(争点)1 譲渡担保目的による移転登記及びその解除による登記回復は不動産所得税の対象になる不動産の取得になるか2 債務は残ったまま譲渡担保のみ合意解除した場合、非課税となるか(判決)1 「不動産の取得」とは、不動産の取得者が実質的に完全な内容の所有権を取得するか否かには関係なく、所有権移転の形式による不動産の取得のすべての場合を含むものと解すべきであつて、譲渡担保についても、それが所有権移転の形式による以上、担保権者が右不動産に対する権利を行使するにつき実質的にに制約を受けるとしても、それは不動産の取得にあたるものと解され、従って譲渡担保に関する登記の移転も課税2 担税力の観点からは、譲渡担保の不動産の回復が不動産債務消滅の場合と合意解除の場合で実質的に差はないが、租税法律の規定は厳密に解釈すべきで法律に非課税となるのは、債務消滅の場合としている以上、合意解除は含まれない。

2011/6/9 14:07:50

民法の物件についてです動産譲渡の対抗要件である引渡しは、公示方法としては不十分であると言われる。
この意味するところを説明せよ。
とあるのですが、これはどんなことを論じればいいのでしょうか…よろしくお願いします

「引渡しは、公示方法としては不十分」譲渡担保の場合、引渡は占有改定を含むとされている。
だとすると、真の所有者は誰だかわからず「不十分」と言わざる得ない。
しかし、現在では譲渡担保につき「動産登記」の方法も考えられている。

2018/1/15 10:55:03

占有改定と指図による占有移転で第三者が登場してくる場合、引渡しだと外観からわからないってことを長々と書けば良いのでしょうか…>

問題集をといていての疑問です。
「不動産の譲渡担保において、債権者はその実行に際して清算義務を負うが、精算金が支払われる前に目的不動産が債権者から第三者に譲渡された場合、原則として、債務者はもはや残債務を弁済して目的物を受け戻すことはできない」この文中の精算金が支払われるというのは誰が支払い誰が受け取るのですか?補足もう1つ質問ですが、文中の原則としてのあとの話は、譲受者に対して弁済すれば目的物は受け戻せますよね?

債権者が譲渡担保権設定者(元々の不動産の持ち主、設問の場合は債務者)に対し不動産価額と債権額(利息損害金を含む)との差額を清算金として支払います。
補足について受け戻すことはできません。
第三者への譲渡(売却)は、抵当権で言えば競売の実行にあたります。
債権者は売却代金から弁済を受け、債権は消滅し、不動産所有権は第三者(抵当権で言えば競落人)の元へうつります。
残る法律関係は精算義務のみとなります。

2013/3/12 14:19:18

譲渡担保権を即時取得できるのか?僕の持っているテキストには即時取得される権利は事実上、所有権と質権に限られるとありますが譲渡担保権の二重設定というところを勉強していて疑問に思ったので教えてください。
所有権的構成・担保権的構成いずれの考え方からも譲渡担保権の即時取得が問題になるように思うのですが担保権的構成をとった場合に、譲渡担保権を即時取得できるという理由がよくわかりません。
この場合、譲渡担保権は所有権ではもちろんないし、質権的なものでもないですよね?また、譲渡担保権設定者には所有権が残ると考えるので即時取得の要件である、「前主が無権限者であること」にも反しているように思えます。
(ちなみに所有権的構成をとった場合には 譲渡担保権≒所有権だから即時取得できるととらえています)なにかを勘違いをしているのか、もしくは見落としているところがあるのかもしれないですがここにつっかかって先に進めません。
詳しい方、どのように説明されているのか教えてください。

その疑問は正しいと思います。
たしかに、所有権的構成をとれば即時取得の説明はしやすいですが、担保的構成をとると説明が難しそうですよね。
この問題は、担保的構成をとったときの譲渡担保権が、質権の性質に近いということから解決するのだと思います。
質権について即時取得が認められるのは、動産質を設定する場合に、設定者の占有を信頼した質権者を保護するためですよね。
売買で即時取得が認められるのも、売主の占有を信頼した買主を保護するためです。
ここで、譲渡担保で担保的構成をとった場合を考えると、設定者に占有があるために、担保権者が設定者には権限があると信頼するという事情は、質権の場合と変わりません。
したがって、この場合も即時取得を認めるべきだ、と解釈上考えることができます。
結局、所有権的構成→所有権と同じようなものなので即時取得可能担保的構成→質権と同じようなものなので即時取得可能ということだと思います。
なお、>また、譲渡担保権設定者には所有権が残ると考えるので即時取得の要件である、「前主が無権限者であること」にも反しているように思えます。
というのは、勘違いをされていると思います。
そもそも即時取得は、設定者に占有はあるが、所有権や担保設定権限がないから問題になるのであって、設定者に権限があるのであれば有効に担保が設定されますから、即時取得の問題にはなりません。
担保的構成をとるとしても、設定者に所有権が残るわけではありませんから。
(質権の即時取得は、設定者には所有権がないのに設定してしまった場合の話ですよね。
それとパラレルに考えてみてください。
)譲渡担保の即時取得が問題になるのは、「設定者には占有はあるが所有権はないという場合に、善意の相手に対して譲渡担保権を設定してしまった」、とか、「すでに1番譲渡担保権が設定されているのに、そのことについて善意の人に対して再び1番譲渡担保権を設定した」というケースです。
後者のケースは、設定者は譲渡担保権の設定権は有していますが、1番順位の譲渡担保権の設定権は有していないため、即時取得の問題になります。
これは譲渡担保権の場合の特徴です。

2007/1/18 02:02:50

【民法】譲渡担保の目的物といういいかたは正しいですか?ご教示よろしくお願いします。

他に何というんだ???

2016/10/18 21:09:10

大変迅速なご回答、誠にありがとうございます。
すると、貸した金銭はなんと言いますか?
お手数をおかけいたします。>

買戻特約について教えてください。
質問①1 AがZ市から買戻特約付きで土地を購入しました。
買戻しをする場合については、売買契約書(※)に記載されています。
2 AがBに土地を売却しました。
3 Bが(※)の契約書に記載される内容に抵触したため、Z市は買戻権を執行しました。
この場合、所有権は問題なくB→Z市に移転すると思いますが、売買代金の返還請求権はA、Bどちらが所有しているのでしょうか。
Z市はどちらに返還すればいいのでしょうか。
質問②1 XがC銀行から借り入れをするために、X所有の土地を買戻特約付きでC銀行に譲渡しました。
2 その後、C銀行がなんらかの理由で当該土地をDに売却し、所有権移転しました。
3 Xは譲渡した土地を買い戻すために、借り入れ金を全額C銀行に返済しました。
この場合、当該土地の所有権はX→C→D→Xと移ると思いますが、DはC銀行に売買代金を支払いしているにもかかわらず、土地はXに取られ、お金は戻ってこないのでしょうか。
説明の足りない部分があるかもしれませんがよろしくお願いいたします。

質問文記載の設定がよく分からないので、ざっくりと、よくある設定を前提にしましたが、外していたらごめんなさい。
買戻特約付売買というのは、解除権を留保する売買契約です。
実際には、金銭消費貸借契約での債権担保として利用されることが多かったようです。
そこで、近年の判例では、「買戻付売買契約」となっていても、最初から金銭消費貸借契約の債権担保が目的の場合、譲渡担保とみなすとしているようです。
だとすれば、話がとても複雑になるので、実務はさて置き、買戻特約付売買の原則論として私見を述べておきます。
問1 所有者は誰か?1.Z所有の土地について、売主をZ、買主をAとする買戻特約付売買契約が成立。
2.その後、買主Aはその土地を第三者B(転得者)に譲渡。
3.Zは買戻権が行使可能になった後、買戻権行使のために解除の意思表示をしたいが、AとBのどちらを相手にすればいいか。
→ 原則として、登記簿上の所有者を相手にします。
登記上、転得者Bが所有者となっていれば、Bを相手にします。
そうでなけば、登記簿上の所有者Aを相手にします。
問2 転得者は保護される?1.同特約付売買契約が成立した時点での登記簿上の所有者 → C銀行。
2.C銀行が第三者Dに当該土地を売って移転登記した場合の登記簿上の所有者 → D。
このとき、買戻特約の効力はDに対しても生きています。
(民法581条1項)3.その後、元の所有者Xは、登記簿上の所有者D(転得者)に対し、「契約の解除」+「買戻権行使」の意思表示をします。
(最判昭36.5.30) → 解除が成立。
4.ⅩはDに買戻しのための代金と費用を支払う。
→ 所有権移転登記 → Xは、登記簿上の所有権者。
5.したがって、三方損なしで丸く治まる結果となります。
(追記)おそらく、買戻特約付売買では、買主からの転得者がいた場合の処理として「目的不動産が譲渡されれば、買主の権利義務も転得者に移転する」のが普通と考えたのだろうと思われます。

2015/11/12 19:18:31

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