債権者代位権

債権者代位権は詐害行為取消権とは違い裁判外でも行使できると書いて...債権者代位権

債権者代位権について勉強してて、実務についてふと疑問に思ったのですが、例えば、土地がA→B→Cと売却され(Cは土地代を支払済)として、登記はまだAにある場合、Cは債権者代位権を行使し、Aに対し、移転登記請求するとします。
この場合、Cの債権者代位権を行使して、登記が完了するまで実際にどれくらかかるのでしょうか?また、債権者代位権の行使以外にCが登記を完了させる方法はあるのでしょうか?あるとしたらどのくらいかかるのでしょうか?よろしくお願いします。

何か債権者代位を誤解している?債権者代位で登記申請できるのは、A-Bの登記申請だけです。
A-CあるいはB-Cの登記申請はできません。
A-B間の登記申請の期間は、通常の期間で完了します。
B-Cは通常の共同申請です。
裁判がありますが、時間はかかります。

2016/8/25 10:36:24

ありがとうございます。
書き方が良くなかったですが、A→Cと飛ばし登記ができないのはわかってます。
ただ、債権者代位で時間をかけずに即解決できるものなのか、本を読んだら、債権者代位以外は複雑な手続きをして行うとだけあったので、どんな方法なのか、具体的に、つまり具体例を知りたかったのです。どれくらいの時間と手間がかかるのか、イメージがわきません。>

債権者代位権が裁判外でも行使出来るのに対し、詐害行為取消権は裁判上での権利行使が要求されているのはなぜですか?よろしくお願いします。

債権者代位も、弁済時期にない債権は裁判上でないと債権者代位できないですね。
直接の人間関係(法人を含みます)に発生する債権債務関係に第三者が介入するのですから、債権者代位は、弁済期が過ぎてから、詐害行為取消権は、裁判所の管理下と歯止めをかけていますね。
弁済期にない債権者代位は裁判下でないとできないのと似た考え方ですね。

2017/12/2 20:47:18

債権者代位権の転用について債権者代位権の転用は具体例としてどんなものがありますか?よろしくお願いします。

債権者代位権というぐらいで債権関係にある場合だけど、物権的請求権にも転用される例えば所有権がA→B→Cと移転した場合に、CはBに代位してA→Bの移転登記をする事が出来る(※直接A→Cは出来ない・・登記請求権が所有権に基づく物権的請求権利かは争いがある)またAが賃貸人でBが賃借人とすると、Bはその占有を妨害された場合に、Aの所有権に基づく物権的請求権を代位行使出来る

2017/12/1 19:37:32

【民事訴訟法】債権者代位権訴訟と詐害取消訴訟において、複数の債権者が第三債務者を相手に訴訟をする場合、1.そもそもできるのか2.できるとしてその形態は共同訴訟参加となるのか、独立当事者参加となるのか、別個の訴訟になるのかこの辺は実は本を読んでも書いておりません。
ご教示よろしくお願いします。

債権者代位訴訟の方は、司法試験でも予備試験でも過去に出題されている。
まともな受験生は、独立当事者参加の権利主張参加はできない、共同訴訟参加はできると解答するだろうね。
過去問をよく研究して。
詐害行為取消訴訟の方は難しいな。
それぞれの要件に当てはめてみればいい。
共同訴訟参加の要件は、①当事者適格が認められること、②合一確定が要請される場合であること、すなわち、判決効が拡張される場合であることである。
他の債権者は、①当事者適格は認められるが、②判決効は拡張されるか?他の当事者は訴訟担当者としてではなくてあくまで当事者として訴訟追行するわけだから、判決効は債務者に拡張されず、したがって反射的に他の債権者にも拡張されないんじゃないかな?債権者代位訴訟と違って。
だから、共同訴訟参加は認められない。
次に、独立当事者参加の要件は、原告の請求と参加人の請求が両立しないことだが、詐害行為取消権行使の効果は民法上相対効だから債権者同士の請求は両立するよね?だから、独立当事者参加は認められない。
別訴による場合、重複起訴の禁止に抵触しないかが問題となる。
当事者が異なるし、判決効の拡張もないから、重複起訴の禁止にも抵触しないだろう。
結局、別訴によりつつ、先に提起した債権者が勝訴することを阻止するために被告側に補助参加して被告に援護射撃するとか。
思いつくままテキトーに書いたので、あしからず。

2018/4/19 00:54:09

恐れ入りました。ご回答、誠にありがとうございます。
民訴ってやたら難しいですよね。判例があるのに構わず学説の結論を書く人もいるみたいですし。学説重視の学問であるとよくわかります。
>

債権者代位権の転用の具体例を3つ考えているのですが分かりません。
どなたか助けてください!転用がつくと言葉の意味に引っ張られてこんがらがってしまいます。
どちらも債権者の権利保護が目的ではないのですか?

債権者代位権と言うぐらいにこれは債権関係のある場合なんだ。
これを物権的請求権についても「転用」出来るのかとの問題。
①不動産の所有権がA→B→Cと移転した。
ところがBがAに移転登記を請求しない為、CはBから移転登記を受けられない。
この場合、CはBに代位してAに対して「所有権に基づく所有権移転登記請求権」を行使出来る(※)②BはAから部屋を借りた。
ところが現地に行ってみるとまったく無権限のCが占有して部屋に入れない。
この場合には、BはAの「所有権に基づく妨害排除請求権に」を代位行使出来るなど(※これを所有権に基づく物権的請求権とするのか物権変動に基づく請求権とするかは議論がある)

2017/12/10 01:02:14

なんとも稚拙な質問に答えていただいてありがとうございます!また具体例まで書いていただきありがとうございます!!!>

債権者代位権について。
テキストに【代位債権者は第三債務者に対して、自己に直接金銭を給付するように請求できる】とあります。
一方、【代位行使によって回収された代金等は債務者に帰属する】とあります。
これは、債権者はあくまで代位請求できるだけであって、実際の債権は第三債務者から債務者に移動するということでよろしいのでしょうか。
解説をよろしくお願いいたします。

AさんがBさんに1000万円貸しているとします。
BさんもCさんに800万円貸しているとします。
このときに、BさんがCさんに金返せといい、回収できればAさんへの返済に回せるんですが、Bさんがなかなか請求しようとしません。
BさんとCさんは親戚なので、あまり大げさなことはしたくないらしいです。
これじゃあ債権回収ができないよ、と言ってAさんがBさんに代位して、Cさんに請求しました。
このときに、CさんがBさんに返済しちゃうと、Bさんが「いいよ、いいよ、無理しなくていいよ」なんて言いかねないので、AさんはCさんに「お金は私にください」と言えるわけです。
【代位債権者は第三債務者に対して、自己に直接金銭を給付するように請求できる】というのはそう言う意味です。
で、CさんがAさんに800万円返したらどうなるか、ってことですが、Bさんに効果が帰属するのでBさんのCさんに対する債権800万円は弁済により消滅します。
【代位行使によって回収された代金等は債務者に帰属する】というのはそういう意味です。
しかしBさんはお金を受け取ってないので、Aさんに対して「あんたが受け取った800万円は俺の金だ、不当利得だから返してくれ」と言えるわけです。
そしたらAさんは、「あんたには1000万円貸してるよね」と言って、そのうち800万円を相殺できるわけです。

2015/11/27 08:53:49

債権者代位権についてです。
債権者は、その債権の期限が到来しない間は、裁判上の代位によらなければ、債権者代位権を行使することができない。
ただし、保存行為は、この限りでない(民法第423条2項)。
上記の状況はAさんがBさんに対する債権が3月20日を持って成立する場合、3月20日前は債権者代位権は裁判によってでないとできないとの見解でしょうか?状況が見えず質問です。

まずもって、日本語としておかしいことに気づきましょう。
>上記の状況はAさんがBさんに対する債権が3月20日を持って成立する場合、債権の成立日に関する話をしているのではありません。
弁済期の話をしています。
なので、たとえば、現にAさんがBさんに対する債権を持っているんだけれど、その弁済期が3月20日である、という状況を頭に浮かべます。
Bさんにしてみれば、3月20日まではAさんに返さなくていいわけです。
この状況でAさんがBさんに代わって権利行使するのは、もしかしたらBさんが返してくれなかったら困るからなんですが、3月20日にBさんが耳をそろえて返してくれれば何も問題ないわけで、3月19日までは大騒ぎしないで待ってなさい、ということです。
ただ、保存行為とか、裁判での権利行使であれば、Bさんの権利が不当に侵害されることもないので、構いませんよ、ということです。
裁判での権利行使が許されるのは、裁判所がちゃんと妥当かどうかを判断をするから問題ないよ、ということです。

2015/1/26 14:55:49

債権者代位権と詐害行為取消権について債権者代位権については転用がある、というふうに学びました。
基本は非保全債権が金銭債権の時、債務者の他の人への債権を代位でき、その債務者が無資力であることが要件であります。
しかし、非保全債権が特定の債権である場合も代位できることがあり、そのときは債務者の無資力は必要ない、とのことです。
ここまでは理解できました。
そして詐害行為取消権を学び、こちらも基本は非保全債権が金銭債権の時に詐害行為取消権を使えます。
そして債務者の無資力が必要。
これは理解できました。
ただ、詐害行為取消権の場合、特定の債権が非保全債権の場合、代位権とは違い、相手の無資力が「必要である」というふうに学びました。
これは何故でしょうか?詐害行為取消権のほうがなぜ要件が厳しいのでしょうか?自分なりに考えたのはおそらく債務者がしないことを代位する債権者代位権よりも、債務者がしたことを取消してしまう詐害行為取消権のほうがよりも強制的なものであるから要件が厳しいのでは、というものでした。
よろしくお願いいたします。

被保全債権です。
間違えないように。
法律行為の取消は制限行為能力者や詐欺・強迫に限定されてます。
つまり、債務者自身が任意に取り消しなどできないんです。
そんなことをすれば取引の安全が著しく損なわれるからです。
だから、債権者が債務者の行為を取り消すにも要件が厳しいのは当然です。

2016/3/3 20:54:17

【民法】債権者代位権の転用について、この場合、被保全債権は登記とかでなくても、たとえば、りんご一年分とかでもいいわけですよね?ご教示よろしくお願いします。

債権者代位権の転用とは、債務者の責任財産保全という目的以外で債権者代位権を行使する場合です。
転用の場合は債務者の無資力は要求されません。
また、423条は1項の文言は自己の債権となっており金銭債権に限定していませんし、425条は423条を含めてません。
そして、実際問題として認める必要性があります。
甲がリンゴを乙に売却した。
そしてそのリンゴを乙が丙に売却した。
しかし、甲が乙にリンゴを渡していない。
乙も甲にリンゴを渡してくれと請求しない。
その場合、リンゴは腐ってしまうかも知れませんし、2重に譲渡されてしまうかも知れません。
そこで、丙が乙の持つ甲に対するリンゴの引き渡し債権を乙に代位して行使する事が出来ます。
しかし、この場合の被保全債権は引き渡し債権になるのではないでしょうか。

2017/1/21 00:13:11

債権者代位権は詐害行為取消権とは違い裁判外でも行使できると書いてありますが、裁判外で行使できるってどういうことですか?例えばAがBに100万円の債権持っていて、Bが金返してくれないのなら、そのBがCに対して200万円ほど債権持っていたら、Aが直接Cにコンタクトとって事情を話して100万円をBの代わりに返してもらう事が出来れば、CはBから200万円返せという請求があっても、Aに返済した分を除いた100万円しか返さなくていいという事ですか?裁判上で行使する場合はいろいろ要件がありますが、普通債権者が、債務者の債務者を被告として訴訟起こすのですよね?補足Cは勝手にBの許可取らずに返してもいいんでしょうか?

第423条 債権者は、自己の債権を保全するため、債務者に属する権利を行使することができる。
ただし、債務者の一身に専属する権利は、この限りでない。
2 債権者は、その債権の期限が到来しない間は、裁判上の代位によらなければ、前項の権利を行使することができない。
ただし、保存行為は、この限りでない。
2項で、原則は裁判を通じることになっています。
例外として、もう返済期限が来てる場合と、保存行為なら平場で可能です。
A⇒B間の債権がもう期限が来てたら、Bがやるべき行為を代わりにできます。
この場合、B⇒C間の債権も弁済期にないとCは支払いに応じるわけがありません。
「Bができるにもかかわらず、サボってやらない行為を代わりにする権利」です。
なお、B⇒C間の債権がもうすぐ時効消滅しそうだ、というような場合、A⇒B間の債権の期限が未到来でも、AはBに代わって時効中断ができます。
保存行為だからです。

2015/2/22 06:54:28

あなたがいった条件満たしていたら、裁判外で勝手にBの許可無くCと交渉して借金返してもらっても、CはBにお金一部しか返さなくてもいいのか?>

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