債権者代位権

民法の抵当権について 疑問があります。 解説書を読んでいると…「物...債権者代位権

民法の担保物権について質問があります。
共同抵当物件の異時配当における後順位抵当権者の代位について教えて下さい。
お願いします。

後順位抵当権者は、先順位の共同抵当権者がどういう競売を掛けるかによって損得があっては困るので、どっちを先に競売しても同じ配当を得られるように調整してやる必要があります。
なので、後順位がついている側の不動産が先に競売されて、共同抵当権者が順位通り被担保債権全額の優先配当を受けたら、もういらなくなった別の不動産の共同抵当権が後順位抵当権者に移転してきます。
後順位抵当権者はそこから、その不動産に割り付けられた優先配当額まで配当を受けることができます。
つまり、同時配当が行われた場合と同じ額まで回収できる、ということです。

2016/12/6 16:44:50

登記の問題について、教えてください。
問い:土地の買主から賃借権の設定を受けた賃借権者は、当該賃借権について登記をする旨の特約がなくても、当該買主に代位して、土地の売主と共同して当該土地の所有権の移転の登記ができる。
答えは×です。
特約がないのがダメな理由だそうですが、条文の根拠と、なぜダメなのかを初心者にわかりやすく教えていただけると助かります。


よろしくお願いいたします。

債権者代位権が認められるためには、代位債権者に保全すべき債権、つまり被保全債権が必要です。
債権者代位権について規定する民法423条1項には、「債権者は、自己の債権を保全するため、債務者に属する権利を行使することができる。
」とあります。
これは、被保全債権が存在していることが当然の前提ということです。
そこで、本事例で、賃借人に保全すべき債権があるか検討すると、賃借権の登記請求権がその候補です。
しかし、賃借権の登記(605条)というのは賃貸人側の同意が必要で、賃借人は当然には登記請求権がありません。
ただ、賃貸人・賃借人間の特約があれば、賃借権の登記請求権も認められますが、本事例では「特約がなくても」とありますから、原則通り、賃借人には、賃借権の登記請求権がないケースも念頭に置いています。
ということは、特約が無い場合、被保全債権が存在しませんから、賃借人が「当該買主に代位して、土地の売主と共同して当該土地の所有権の移転の登記」をすることもできません(423条1項本文)。
なので、設問記述は×となります。

2013/4/6 21:34:22

不登法買戻し期間満了における買戻し特約登記の抹消のばあい、当該買戻し権を差し押さえている者は利害関係人であり、抹消の場合にその者の承諾が必要らしいですが、買戻し期間満了の場合には、すでに買戻し権が行使できない。
その権利を差し押さえていたとしも権利行使できない。
よって、抹消の利害関係人にはならない様に思うのですが、違いますか?

満了前に、債権者代位により、差し押さえ権者が、買い戻し件を行使している可能性があります。
法務局は、期限前に行使したか、していないかを調べる方法がない。

2016/5/15 17:59:53

民法304条の物上代位についてお尋ねします。
判例で、「一般債権者が差押え・仮差押えの執行をしたにすぎないときは、後に先取特権者が目的債権に物上代位権を行使することを妨げられない」というものがあります。
ここでの「物上代位権を行使する」とは同条但書にある差押えをすることでしょうか?それとも「一般債権者が差押え・仮差押えの執行」をする前に同条但書の差押えがしてあることが前提となっているのでしょうか?ご教示お願いします。
参考(物上代位) 第三百四条 先取特権は、その目的物の売却、賃貸、滅失又は損傷によって債務者が受けるべき金銭その他の物に対しても、行使することができる。
ただし、先取特権者は、その払渡し又は引渡しの前に差押えをしなければならない。
2 債務者が先取特権の目的物につき設定した物権の対価についても、前項と同様とする。

>その払渡し又は引渡しの前に差押えをしなければならないということなのですから、一般債権者の差押や仮差押えが「払い戻し」や「引き渡し」に属さないのは明白です。
つまり、「払い戻し」や「引き渡し」前に差押さえすれば、先取特権者は物上代位できます。
なお、一般債権者が転付命令を受けたのであれば、その送達までに差し押さえないと物上代位できません。

2015/9/20 16:18:34

早々の回答ありがとうございます。
ということは、転付命令の「送達」は「払渡し又は引渡し」に該当するということでよろしいのでしょうか?>

抵当権者が物上代位権を行使して賃料債権を差し押さえた後は、賃借人は、抵当権の設定登記後に賃貸人に対して取得した債権を自働債権とする賃料債権との相殺を抵当権者に対抗できないとされています(最判13.3.13)。
これに関して、賃借人の債権が敷金であっても同じであり、敷金返還請求権は明け渡し終了まで発生しないから、このような発生しない債権を自働債権として相殺できないとの判決(大阪地裁13.12.20)があります。
その後、賃貸借契約が終了し、目的不動産が明け渡されたときは、賃料債権は、敷金の充当によりその限度で消滅する。
(最判14.3.28)との判決が出ております。
このような、賃貸不動産に設定された抵当権と賃料への物上代位と敷金との関係はどう考えればよろしいのでしょうか。

それ以前に基本的な事ちゃんと押さえてます?債務者Aが第三債務者Bに対して有する債権がCにより差し押さえられ裁判所からBに対して支払停止の命令(民事執行法145条1項)が出た後にBがAに対する債権を取得したとしてもBはAの債権と相殺する事は出来ない事を。
(民法511条 参照)ただCが担保物権たる抵当権を有していた場合概ね物権(事実上、物上代位権)は債権に優先して保護されると考えるので支払停止の命令が出た後では無く抵当権設定登記がなされた以降としたのが最初の判例の趣旨。
そうすると、あとの2つの判例はその実質は敷金返還請求権の発生時期・敷金の法的性質を説明するものであって最初の判例とは直接関係無いはず。

2015/5/13 23:47:47

債権譲渡の確定日付ある通知と、債権差し押さえ命令の送達は、同じ扱いになるのでしょうか?同じ扱いになるのならなぜでしょうか?

同じ扱いという意味によりますが、対抗要件の発生という意味でしたら、どちらもそれによって債務者や第三者に譲渡や差し押さえがあったことを公示できるので、どちらもされた時点で対抗力が発生します。
なので、登記のある抵当権は、登記された時点で存在がわかるだろうということで物上代位の際は差し押さえでなく登記のタイミングで優先順位が判断されることになります。
ただ、政策上の例外として転付命令があり、これについては抵当権の登記があっても優先されます。

2016/12/10 16:48:42

債権についての質問です。
不動産賃借権と債権者代位権がからんでくる例題なのですが、よくわかりません。
閲覧ありがとうございます。
日本語のおかしい文ですが、協力していただけると嬉しいです。
AはBに駐車場を借り、車庫証明も取得しました。
しかし、以前利用していたCが賃料を長い間滞納していたため、賃貸借契約を解除されたにもかかわらず無断でその場所を利用し続けており、利用できません。
別途車庫証明を取り直すのも面倒なので、大家のBにに撤去してもらうように頼んだが、何もしてくれません。
Aは自力で撤去できないか考えています。
物権、債権、物的請求権、債権者代位権、不動産賃借権を用いAがとりうる法的手段について論じよ。
まずAにはその駐車場についての物権があり、BはAがその駐車場を使えるようにする義務がある。
AにはBに対して物権的請求権がある。
AはBに対して債権者代位権を用いてCに撤去を求めることができる。
ここまでは私はこう理解しているのですが、間違っていればそこを直してその先は全くわからいので教えていただけませんか?

このままだと不憫なので解のてがかりをば。
>AはBに駐車場を借り、車庫証明も取得しました。
車庫証明とはなんですかな?(携帯からなので調べられず失礼)まずその駐車場を借りることが、①地上権(物権)の設定なのか、②土地の賃貸借(債権)なのか、が問題です。
そして、③②の場合で車庫証明が登記なのか、が問題です。
債権を根拠に妨害排除請求をしたければ民法か借地借家法に規定される登記が必要ですが…。
①③(車庫証明が登記とする)の場合は簡単で、物権(債権の物権化)に基づく妨害排除請求が認められる。
(Cは不法占有者で177条の第三者にあたらず。
)②の場合は、大ききわけると2通り、Ⅰ.賃貸人に対し、使用収益させるよう求める(601条)Ⅱ.所有権者たる賃貸人の妨害排除請求を代位行使(債権者代位権の転用)です。
まぁ、Ⅰ.は問題文で否定されているのでⅡ.の問題になるわけですが…。
>まずAにはその駐車場についての物権がありならば上の①の結論。
地上権設定をした者は601条責任を原則負わない。
なので↓>BはAがその駐車場を使えるようにする義務がある。
AにはBに対して物権的請求権がある。
はおかしい。
Aは物権的請求権をCに有する。
もう一回整理して、尚わからなければ補足して下さいな。

2011/7/28 00:40:51

時効中断の効力発生時期物上保証人に対する債権者の競売開始申立てにより競売開始決定され、債務者にその決定正本が送達された場合には、その正本送達時に時効中断の効力が生じる。
また、原債権の担保権実行後に、委託を受けた保証人が代位弁済(500)し、差押債権者の承継申出をした場合、上記承継の申出について主債務者に対して民法155条所定の通知がなされなくても、求償権の消滅時効は、承継の申出の時から不動産競売の手続終了まで中断する。
平成18年11月14日この判例の意味がわかりません・・・・

保証人が、債務者に代位して弁済してから、5年を経過しているので、その「求償権」は、時効で消滅したと、債務者が主張したのに対して、代位弁済してから競売が終了するまでの間は、時効は中断しているので、消滅時効は成立しないと争った裁判で、時効の中断が認められた判決です。
その理由として裁判所が示したのは、「代位弁済による差押債権者の承継があった場合でも原債権の消滅時効について主債務者に不利益は生じない」「原債権は求償権を確保することを目的として存在するものであるから求償権の消滅時効についても当てはまる」というものでした。
承継がなければ差押債権者の債権の消滅時効は中断するのに、差押債権者の承継をしたら、求償権だけが独立して消滅時効は中断しないなんて理不尽ですから、この判決は一般の常識にも合致する、まっとうな判決だと思いますね。
よけい、いみわかんないか・・・

2015/4/28 14:26:40

なぜ時効が5年?
保証人は商人だったのですか?
>

物上保証人と保証人がいる場合の代位について(民法501条)ちょっと頭が混乱しているので、お教えください。
1、債権額1200万円2、物上保証人が500万円の土地にその債務を担保するため抵当権の設定 別途保証人もあり3、保証人が全額弁済した場合に、民法501条ただし書5号の処理で、物上保証人に対して600万円の範囲で代位できるとされていますが、ここでちょっとわかりません。
物上保証人は、自分の土地500万円分しか負担を負わなくていいと思って担保を設定しているのに、代位によって600万円代位されてしまうと物上保証人に酷な気がします。
どこか私の理解が間違っていたり、詳しく解説をしてくださる方、よろしくお願いいたします。

弁済代位というのは、そもそも「債務者以外の者が弁済をして債務者に求償権を取得した場合に、弁済者をして、求償権の範囲内で債権者の権利を行使させること」を意味します。
そして、501条各号の代位権の範囲は、債権者の権利のうち各弁済者が行使できる部分という問題であり、求償権自体を左右するものではありません。
設問の場合、行使される債権者の権利とは抵当権であり、債権者は物上保証人に対して直接金銭を給付するように請求する権利を有しているわけではないのですから、物上保証人が代位により負担することとなるのも当然抵当権です。
代位権の範囲は600万円であっても、債権はないので、500万円で物件が売れた後さらに100万円を負担するわけではありません。
この抵当権は、(特に債権のうち500万円を担保するということでなければ)1200万円全額を担保するためにありますから、抵当物件が換金されても1200万円に満たなければ、その物件全部を失うというところまでは最初から予定されています。
そういう意味では物上保証人に不測の損害は生じません。
逆に、例えばその物件が値上がりして1000万円で売却されても、代位権の範囲は600万円ですので、600万円までしか求償は得られず、残額は物上保証人の所に残ります。
これが保証債務のための抵当権の実行であれば、1000万円が全額債権者の所に行きます。
この場合にも当然ではありますが物上保証人は何ら不測の損害を被るのではないわけです。

2014/9/18 16:07:27

そういう意味だったのですね。勘違いをしていました。
お二方ありがとうございました。どちらにもベストアンサーにしたいですが、一応最初の方に。申し訳ありません。>

民法の抵当権について疑問があります。
解説書を読んでいると…「物上保証人は弁済による代位が可能になり、債権者とともに債権者の有する抵当権を行使することができる(§502?)」とありました。
しかし、物上保証人って言うのは、自己所有の財産を他人の債務の担保に供する者でありますよね。
それで、弁済しちゃったのなら、「抵当権を行使」ってどう言う意味なのですか? 抵当不動産は物上保証人の供した担保物権…とすると、債権者が未だ、抵当権を行使できると言われても、甚だ疑問です。
行使もなにも、弁済で抵当権も消滅し、債権者の有する抵当権なんて無いのでは?とか思っています。
どう理解したらいいのですか?教えてください!

弁済したら、抵当権者が有していた抵当権が移転してくるわけです。
抵当権が1個しかないんだったら、物上保証人が自分の不動産に抵当権を有することになるので、混同で抵当権は消滅しますが、例えば後順位抵当権がある場合は、混同の例外として自分の不動産に自分で抵当権を有していることになります。

2016/11/5 18:10:16

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